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高配当株が50銘柄になるまで|2024年に買った23件と利回りの推移【1年の記録】

高配当株 2024年 50銘柄になるまでの1年
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私は日本の高配当株を集めて、配当金を受け取ることを目標に投資しています。2024年は、その保有銘柄数が39から50へ増え、目標としていた50銘柄に到達した年でした。

この記事は、その1年ぶん12か月の記録を1本にまとめたものです。

※この記事は2026年8月に、当時の月次記事をもとにまとめ直したものです。記載している数値は、各月の記事で公表した当時のものです。

この記事の要点

  • 保有銘柄数:39銘柄 → 50銘柄。11月に目標の50銘柄を達成
  • 簿価利回り:4.92%(2023年末) → 4.62%(2024年末)。利回りは下がったが、受け取る配当金は増えた
  • 買付は23件、売却は2件。売却はどちらも自分の意思ではなくTOB(ベネフィット・ワン、ファンケル)
  • 買付ゼロの月が4回(2月・7月・9月・12月)。「買わない」判断をした月のほうが記録として役に立った
  • 12月には22銘柄が増配。株価が動かなくても配当が増える、という体験をした年

結論|利回りは下がったのに、配当金は増えた1年

2024年の1年で起きたことを一言でまとめると、こうなります。

配当利回りは4.92%から4.62%に下がった。それでも受け取る配当金の額は増えた。

矛盾しているように見えますが、理由は2つあります。

  • 銘柄が増えたから:39→50銘柄。新しく買った銘柄の利回りが平均より低ければ、全体の利回りは下がる
  • 株価が上がったから:保有株の株価が上がると、時価に対する利回りは下がる

つまり利回りが下がった原因は、どちらも悪い話ではありません。この年に学んだのは、利回り(%)だけを見ていると成果を見誤るということでした。

2024年12か月の推移

毎月の記事で公開してきた数字を1つの表にまとめました。

保有銘柄数簿価利回り時価利回り買付その月の出来事
1月394.69%9銘柄高配当株投資を本格的にスタート
2月384.57%3.03%ベネフィット・ワンがTOB。市場で売却し1銘柄減
3月394.56%2.99%1銘柄保有4銘柄が株式分割
4月404.52%3.02%1銘柄KDDIを利回り3.24%で購入
5月404.67%3.14%1銘柄NTTを買い増し(銘柄数は増えず)
6月444.55%3.02%4銘柄リース・物流など4銘柄を追加
7月444.56%3.07%7/11に日経平均が最高値。買える銘柄がなく買付ゼロ
8月464.59%3.20%3銘柄8/5に4,451円安。急落直後に2銘柄を購入/ファンケルのTOBで1銘柄減
9月464.59%3.27%保有2銘柄が株式分割
10月494.56%3.28%3銘柄日本航空・ソフトバンクを追加
11月504.61%3.29%1銘柄目標の50銘柄を達成
12月504.62%3.16%22銘柄が増配。買付は見送り

※各月の記事で公表した、その月の集計時点の数値です。2024年1月・2月は集計日が月末ではなく、それぞれ2/10・3/1時点になっています。
※簿価利回り=取得価額に対する利回り、時価利回り=現在の株価に対する利回りです。

買えた月と、買えなかった月

この表でいちばん見てほしいのは、右端の「買付」の列です。12か月のうち4か月は、1銘柄も買っていません

買わなかった理由は、月によって違う

  • 2月・7月:株価が上がりすぎて、買いたい利回りの銘柄がなかった
  • 9月:手元資金の都合
  • 12月:中間配当で現金は増えたが、翌年に備えて現金を残した

高配当株投資では「いくらで買えるか」が利回りをそのまま決めます。株価が高い月に無理して買うと、その利回りが一生ついてくるので、買わないという判断も立派な行動です。

逆に、いちばん良い買い物ができたのは急落の直後だった

2024年8月5日、日経平均は1日で4,451円安という過去最大幅の下落を記録しました。その直後に買った2銘柄がこちらです。

  • 6486 イーグル工業:購入時株価1,841円、配当90円、利回り4.89%
  • 8511 日本証券金融:購入時株価1,600円、配当84円、利回り5.25%

この年に買った23件の中で、最も高い利回りで買えたのがこの2銘柄でした。急落は、高配当株投資では買い場になるということが、はっきり数字に残った月です。

自分では選べなかった出来事|TOBが2回来た

2024年の売却は2件ですが、どちらも「売りたくて売った」わけではありません。TOB(株式公開買付け)の対象になったためです。

  • 2月:ベネフィット・ワン(2412) — 第一生命による買収。TOBには応募せず、市場で売却しました
  • 8月:ファンケル(4921) — キリンによる買収。同じく市場で売却

長期保有を前提にしていても、保有をやめざるを得ない事情は外からやってくる。これは1年目に経験できてよかったことだと思っています。

ベネフィット・ワンのときに何を考えたかは、別の記事に詳しく書きました:ベネフィット・ワン(2412)TOBの体験談|応募せず市場で売却した理由

株価が動かなくても配当が増える|12月の増配ラッシュ

2024年12月は買付ゼロでしたが、記録としてはいちばん収穫のあった月でした。保有50銘柄のうち22銘柄が増配したためです。

増配幅の大きかったものを挙げます(1株あたりの年間配当)。

  • 8725 MS&ADインシュアランスグループHD:40円 → 72.5円(+81%
  • 8511 日本証券金融:17円 → 42円
  • 6486 イーグル工業:35円 → 50円(+43%
  • 8130 サンゲツ:65円 → 75円
  • 4680 ラウンドワン:2.5円 → 4円

株を買い足したわけでも、株価が上がったわけでもありません。持っているだけで、受け取る配当金が増えた。高配当株投資を続ける理由が実感できた月でした。

なお、減配もありました(4061 デンカ:60円 → 50円)。50銘柄あれば、増える銘柄も減る銘柄も出ます。

1年やってわかった3つのこと

① 利回り(%)ではなく、配当金の額で見る

簿価利回りは4.92%から4.62%へ下がりました。数字だけ見れば「悪化」です。でも銘柄が11増え、22銘柄が増配し、受け取る配当金は増えています。利回りは結果を測る道具の1つにすぎない

② 買わない月があっても、投資は進んでいる

4か月は買付ゼロでした。それでも増配によって配当は増え、TOBで現金も入りました。毎月何かを買わなければいけない、という思い込みは要らない

③ 分散していると、1銘柄の事故が小さくなる

この年はTOB2件、減配1件がありました。50銘柄に分散していたため、どれもポートフォリオ全体を揺るがすものにはなりませんでした。50銘柄という目標には、こういう意味があったと後から理解できました。

2024年の月別レポート

各月の詳細は、それぞれの記事に書いています。受け取った配当金の内訳、買付した銘柄とその理由、その月の相場をまとめています。

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まとめ

2024年は、高配当株を39銘柄から50銘柄まで増やし、目標に到達した年でした。

ただ、振り返って価値があったと思うのは達成そのものではなく、急落した月に買えた記録と、買わなかった月の理由が残っていることです。次に相場が崩れたとき、この年の8月に何をしたかを読み返せます。

毎月の実績はこれからも公開していきます。

免責事項

当ブログの内容は、筆者個人の投資記録と意見に基づく情報提供であり、投資に関するアドバイスではありません。記載している株価・配当・利回りなどの数値は執筆時点のもので、その後変動します。情報の正確性には努めていますが完全性を保証するものではなく、掲載情報の利用により生じた損害について責任を負いかねます。投資の最終判断は、ご自身の責任で行うようお願いします。

ABOUT ME
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大学生の頃に金融投資を知り、社会人になるタイミングで金融投資を始める。インデックス投資を中心に資産を拡大していき、2023年に高配当株投資とFIREを知り、それをきっかけにFIREを目指すべく高配当株投資を始める。 2024年には月平均5万円の配当金を受け取れるようになり、さらなる配当金の増加に向けて尽力中。
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