【2026年7月】高配当株の配当金実績|アラフォー独身の運用報告
当ブログでは高配当株投資による資産形成の実績を毎月公開しています。今回は2026年7月の運用実績をまとめました。
先月(2026年6月)の記事はこちらです。
【2026年6月】高配当株の配当金実績|アラフォー独身の運用報告
高配当株投資の方針はこちらの記事にまとめています:高配当株投資の方針について
概況(2026年7月)
2026年7月は、配当の受け取りも買付もない月でした。保有は先月と変わらず51銘柄です。
ただ、相場のほうは静かではありませんでした。日経平均が月間-8.14%と大きく崩れ、月の高値からは12.8%下げています。それなのに、自分の保有銘柄を合計すると7月は逆に+3.57%上がっていました。この差が今月いちばんの出来事だったので、後半で詳しく書きます。

配当利回り(2026年7月)
2026年7月末時点の配当利回りは以下のとおりです。
- 簿価利回り:5.02%(取得価額ベース、前月末と横ばい)
- 時価利回り:2.87%(時価ベース、前月末2.98%から-0.11pt)
買付をしていないので簿価利回りは動きません。時価利回りが下がったのは、保有銘柄の株価が上がったからです。株価が上がれば時価利回りは下がる、という関係なので、これ自体は悪い話ではありません。
2026年7月の配当金
7月は受け取った配当がゼロでした。
私の保有銘柄は3月決算の会社が中心です。3月決算だと期末配当の受渡は6月に集中し、中間配当は12月あたりに来ます。7月と8月は、その谷間にあたる月です。先月45銘柄から配当が入ったばかりなので、落差はありますが、想定どおりではあります。
年間の受取額を12で割って「毎月これくらい入る」と考えていると、この時期に肩透かしを食らいます。配当は年に2回、決まった月にまとめて来るもの、と割り切っておいたほうが気が楽です。
2026年7月に買付を行った銘柄
2026年7月は買付を行いませんでした。これで2ヶ月連続で買付ゼロです。
正直に書くと、7月は買うチャンスに見える場面が何度もありました。日経平均が7/29に61,434円まで下げたときは、6月末から9,000円近く安い水準です。それでも動けなかったのは、自分の保有銘柄がほとんど下がっていなかったからでした。日経は連日大きく下げているのに、買いたいと思っていた銘柄の株価はむしろ上がっている。指数の下げと自分の欲しい株の値段が、まったく連動しない月でした。
「暴落が来たら買う」と決めていても、暴落しているのが自分の持っていない銘柄なら、買い場は来ません。今月はそれを実際に体験しました。
2026年7月 日本株(高配当株)の市況
2026年7月の日経平均株価は大きく下落し、前月末比-5,700円(-8.14%)の64,362円でこの月を終えました。
月初の7月1日に70,474円と月内の高値をつけたあと、下げが続きました。7月17日は1日で2,694円安(-4.03%)、7月28日も2,566円安と、下げ幅の大きい日が重なっています。7月29日には61,434円まで下落し、高値から12.8%の下げ。月末の2営業日で64,362円まで戻して着地しました。

下げの中心はAI・半導体関連株でした。米国の半導体株安や韓国市場の下落を受けて、キオクシアをはじめとする半導体銘柄が売られ、そこに信用取引の投げ売りが重なった、と報じられています。7月17日は東証プライムの約7割の銘柄が下げる全面安でした。
一方の米国株はS&P500が月間-0.13%とほぼ横ばいです。同じ月なのに、日米でこれだけ差が出ました。

ドル円は6月末の161円台から、7月末は157.57円まで円高が進みました。月末の7/29から7/31にかけて、2営業日で6円以上という急な動きです。為替介入の観測と、7/31の日銀会合で植田総裁が利上げを続ける姿勢を示したことが重なりました。

日経が8%下げた月に、保有株は上がっていた
今月いちばん驚いたのがここです。数字を並べるとこうなります。
- 日経平均:-8.14%
- 保有51銘柄の時価合計:+3.57%
- 内訳:44銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり
指数が8%下げた月に、8割以上の保有銘柄が値上がりしていました。業種ごとに見ると理由がはっきりします。
- 証券業 +15.1%、保険業 +14.9%、銀行業 +13.2%
- 陸運業 +12.6%、情報・通信 +7.0%、その他金融業 +6.1%
- いっぽうで化学 -11.4%、建設業 -5.2%、機械 -1.8%
金融・保険がまとめて2桁上昇しています。7/31の日銀会合で植田総裁が利上げを続ける姿勢を示したことで、金利が上がると収益が伸びる業種にお金が向かった形です。銘柄別ではMS&ADが+16.1%、SBIホールディングスが+15.1%、SOMPOホールディングスが+14.0%、セブン銀行が+13.2%でした。
私は半導体株を1銘柄も持っていません。高配当株を選んだ結果として、金融・保険・通信・不動産といった業種が中心のポートフォリオになっています。7月の日経を押し下げたのはまさにその半導体で、押し上げられたのが自分の持っている業種でした。狙ったわけではなく、たまたまです。
下げた7銘柄:デンカの-20.9%について
値下がりした7銘柄のうち、いちばん下げたのがデンカ(4061)で、6月末4,336円から7月末3,430円へ-20.9%でした。保有銘柄の中でも下げ幅が突出しています。
日々の値動きを追ってみると、特定の日に暴落したわけではありませんでした。7/7に-2.9%、7/16に-5.8%、7/17に-6.8%、7/28に-6.1%、7/29に-4.3%と、日経が大きく下げた日に一緒に売られる、を繰り返して月間で2割という形です。決算発表など、この銘柄だけの材料が出た日は見当たりませんでした。
背景としては、デンカが今期の見通しで、中東情勢の緊迫化による石油由来原料の調達難と、原料価格が年度内は高止まりする前提を示している点があります。化学は原料コストの影響を受けやすい業種なので、相場が荒れたときに売られやすい面はありそうです。実際、同じ化学セクターの東ソーも-7.4%と下げていて、化学3銘柄で-11.4%とポートフォリオの中で唯一の大きな足を引っ張る業種になりました。
とはいえ、デンカは今のところ減配を発表しているわけではありません。6月にも1株50円の配当を受け取っています。株価が下がったぶん、いま買えば利回りは上がる計算にもなります。売るか、買い増すか、そのまま持つか。8月の第1四半期決算を見てから考えようというのが、いまの結論です。
2026年8月以降の見通しと投資の方向性
8月は第1四半期の決算発表が本格化します。7月の下げが業績の悪化を織り込んだものなのか、相場全体の地合いによる売りだったのか、そこではっきりしてくるはずです。デンカのように大きく下げた銘柄は、まず決算を見ようと思っています。
もうひとつ気にしているのが、日銀の利上げ姿勢です。7月に金融株が買われたのはその期待によるものですが、期待が先に走った分だけ、実際の会合で肩透かしになると反落する可能性もあります。上がったから安心、とは思わないようにしたいところです。
買付方針は変わりません。8月も配当が少ない月なので、9月の配当ラッシュに向けて現金を置いておくつもりです。欲しい銘柄が下がってくれば買いますが、指数が下げているというだけでは動きません。
2026年7月の振り返り|「暴落」は自分の持ち株には来なかった
2026年7月は、配当ゼロ・買付ゼロの月でした。数字の上ではいちばん動きのない月です。それなのに、いちばん考えさせられた月でもありました。
ニュースでは連日「日経平均が急落」と流れていました。7/17に2,694円安、7/28に2,566円安。歴代でも上位に入る下げ幅だと聞けば、当然自分の資産も減っていると思います。実際に私も、7月の後半は口座を開くのが少し億劫でした。開いてみたら、増えていました。
これまで、日経平均を「自分の資産の目安」くらいに考えていたところがあります。日経が上がれば自分も上がる、下がれば下がる、と。51銘柄も持っていれば指数と同じような動きになるはず、と勝手に思い込んでいました。7月はそれが完全に外れました。指数を動かしていたのは半導体で、私はそれを1株も持っていなかったからです。
逆に言えば、指数が上がっている月に自分だけ増えていない、ということも起こりうるわけです。今月はたまたま良いほうに外れただけで、次は逆かもしれません。日経を見て一喜一憂するのは、そもそも意味がなかったのだと思います。見るべきなのは、持っている会社が配当を出し続けられるかどうかのほうでした。
そう考えると、7月にやったことは何もありませんでしたが、それで正解だったのかもしれません。日経が2,000円下げた日にあわてて売っていたら、上がっていた44銘柄を手放していたことになります。
8月も配当のない月です。決算だけ確認して、あとは持ち続けます。
