【2026年8月】高配当株の配当金実績|日経が急落した2日間、持ち株はほぼ動かず
当ブログでは高配当株投資による資産形成の実績を毎月公開しています。今回は2026年8月の運用実績をまとめました。
先月(2026年7月)の記事はこちらです。
【2026年7月】高配当株の配当金実績|「暴落」は持ち株には来なかった
高配当株投資の方針はこちらの記事にまとめています:高配当株の投資方針|13年で減配39件・優待変更61件を経験した記録
この月の要点
- 日経平均は月間+3.03%の66,312円。ただし8/17の高値から2営業日で-5.63%と急落する場面があった
- 配当は毎日コムネット1銘柄(1株28円・前年同期23円)。買付はなし。保有は51銘柄のまま
- 簿価利回り5.56%(横ばい)/時価利回り3.18%→3.09%
概況(2026年8月)
2026年8月は、買付なし・配当は1銘柄だけの月でした。保有は先月と変わらず51銘柄です。
保有51銘柄の時価合計は、7月末から+3.11%でした。日経平均の+3.03%とほぼ同じです。7月は日経が-8.14%のなか自分の持ち株だけ上がっていたので、今月は指数と足並みがそろった形になりました。値上がりは38銘柄、値下がりは13銘柄です。

配当利回り(2026年8月)
2026年8月末時点の配当利回りは以下のとおりです。
- 簿価利回り:5.56%(取得価額ベース、前月末と横ばい)
- 時価利回り:3.09%(時価ベース、前月末3.18%から-0.09pt)
8月も買付をしていないので、簿価利回りは前月末と変わりません。時価利回りが下がったのは、保有51銘柄の株価が合計で+3.11%上がったためです。
2026年8月の配当金
8月は以下の配当金を受け取りました。
- 8908 毎日コムネット:1株あたり28円(期末配当・支払開始日8/27)※前年同期23円→28円に増配
毎日コムネットは5月決算なので、期末配当が8月に入ります。去年の8月も、この1銘柄だけ配当がありました。
その毎日コムネットが、期末配当を23円から28円へ5円増やしています。年間では32円から38円です。去年は22円→23円の1円増だったので、今年は増え方が大きくなりました。今期(2027年5月期)の予想は年間39円で、もう1円増える見込みです。
※配当金は税引前の金額です。実際の受取額からは「所得税+復興特別所得税」15.315%と「住民税」5%が差し引かれます。
2026年8月に買付を行った銘柄
2026年8月も買付は行いませんでした。これで3ヶ月連続で買付ゼロです。
8/17〜8/19に日経が大きく下げた場面は、買い場の候補ではありました。ただ、自分の持っている業種の値段はそこまで崩れず、翌8/20には戻り始めたので、そのまま見送っています(詳しくは後半に書きます)。
2026年8月 日本株(高配当株)の市況
2026年8月の日経平均株価は上昇し、前月末比+1,950円(+3.03%)の66,312円でこの月を終えました。
ただし、月の途中の動きは大きく上下しています。8/3に63,755円で月内の安値をつけたあと、8/17には69,220円まで上昇しました。安値から+8.6%です。ところが翌8/18に1,760円安、8/19にも2,134円安となり、2営業日で-5.63%の65,326円まで下落しました。月末は66,312円で、高値からは-4.20%の位置です。

8/18の下げは、値がさのAI・半導体株に利益確定の売りが出たことに加えて、国内の長期金利が一時2.945%と約30年ぶりの水準まで上がったことが重しになった、と報じられています。8/19も金利の上昇と世界的な半導体株安が続き、電子部品や半導体の主力銘柄が大きく下げました。
米国株はS&P500が月間+2.62%(前月末7,490→月末7,686)と上昇しました。ドル円は7月末の159.16円から8月末は159.74円と、ほぼ横ばいです。

直近6か月で見ると、日経は6月下旬に72,000円台の高値をつけ、7月末に61,000円台まで下げたあと、8月に66,000円台まで戻しています。

日経が2日で5.6%下げた場面、保有株は-1.1%だった
8月でいちばん印象に残ったのは、8/17〜8/19の2営業日です。数字を並べるとこうなります。
- 日経平均(8/17→8/19):-5.63%
- 保有51銘柄の時価合計(同じ2日間):-1.09%
- 8月の月間:日経 +3.03%/保有51銘柄 +3.11%(38銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり)
月間ではほぼ同じ上昇率ですが、急落の2日間だけを見ると下げ幅は5分の1ほどでした。業種ごとの8月の値動きは次のとおりです。
- ガラス・土石製品 +10.0%、証券業 +9.1%、サービス業 +8.2%(8銘柄)
- 情報・通信 +5.7%、医薬品 +4.6%、倉庫・運輸関連業 +3.5%
- いっぽうで保険業 -0.7%、小売業 -0.1%、化学・不動産業は±0%
8月は3月決算の会社の第1四半期決算が出そろう月で、銘柄ごとの差は決算の中身で分かれました。上昇は日阪製作所 +13.9%、NTT +13.5%、ラウンドワン +11.0%。日阪製作所は8/7の決算で営業利益が前年同期比+35.9%、NTTは8/6の決算が増収増益で、2,000億円を上限とする自社株買いも進めています。反対に、アマダ(-7.1%)は第1四半期の営業利益が大きく増えたものの市場の予想に届かず、増益でも「期待ほどではない」と売られました。
7月に+14.9%と大きく上がった保険業は、8月は一服しています。SOMPOホールディングスは8/14の決算発表のあとに下げ、月間-3.7%でした。この銘柄についてはSOMPOホールディングスの保有記録で詳しく書いています。
先月-20.9%だったデンカのその後
先月の記事で「8月の第1四半期決算を見てから考える」と書いたデンカ(4061)は、7月末3,430円から8月末3,365円と-1.9%でした。7月のような大きな下げは止まっています。
8/7の決算では、第1四半期の営業利益が前年同期より87億円増えました。AI関連や電力インフラ向けの製品が伸びたことに加え、中東情勢の影響で在庫の評価が一時的に押し上げられた分も含まれています。会社は上期の予想を引き上げましたが、通期の予想は据え置きました。原料価格の先行きが読めないため、第2四半期の決算で見直すとしています。配当予想(年100円)は変更なしです。
8月も売買はせず、デンカはそのまま持っています。在庫の評価による上振れは、原料価格しだいで逆に下振れにもなるので、手放しで喜べる内容ではありません。ただ、配当の予想は据え置かれていて、今のところ売る理由は見当たりません。次は第2四半期の決算で、通期の予想がどう見直されるかを確認します。
2026年9月以降の見通しと投資の方向性
9月は3月決算の会社の中間配当の権利が確定する月です。私の保有銘柄の多くが対象になるので、実際に配当が入るのは12月ごろになります。
気にしているのは長期金利の動きです。8月は長期金利の上昇が株価の重しになりましたが、金利が上がる局面は、保険や銀行、リースといった保有銘柄にとっては追い風になる面もあります。7月と8月で保険業の値動きが逆になったように、同じ材料でも月によって受け止め方が変わるので、ひと月の値動きで判断しないようにしています。
もうひとつは、会社の配当予想が実際にそのとおり出るかどうかです。今期予想が前期より増えているのは27銘柄で、SOMPOホールディングス(150円→200円)、学究社(103円→127円)、東京建物(105円→126円、8/6に引き上げ)の増え方が大きくなっています。減っているのはANAホールディングスと蔵王産業の2銘柄です。予想どおりに配当が出れば、来年の実績で計算する利回りもそのぶん上がります。
2026年8月の振り返り|日経が急落した2日間、持ち株はほぼ動かず
2026年8月は、配当が1銘柄、買付はゼロの月でした。月間で見ると日経平均が+3.03%、保有51銘柄が+3.11%で、数字の上では指数とほとんど同じ動きです。
ただ、途中の2日間だけは様子が違いました。8/18に1,760円安、8/19に2,134円安と、日経は2日続けて大きく下げています。その2日間で、保有51銘柄の時価合計は-1.09%でした。日経の下げ幅の5分の1ほどです。売られたのは半導体や電子部品が中心で、私はどちらもほとんど持っていません。
7月は日経が-8.14%の月に持ち株が+3.57%でした。8月は月間では指数と並んだものの、急落した日の下げは小さく済んでいます。2か月続けて、指数の大きな下げが自分の持ち株にはそのまま来ていません。まだ2か月分なので、高配当株だから下げに強いとまでは言えませんが、持っている業種が指数の中心と違うことは数字にはっきり出ています。
9月末は中間配当の権利確定日です。来月は、今期の予想どおりに配当が出そうかを見ていきます。
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