高配当株_投資実績(2024年11月)
概況(2024年11月)
※先月(2024/10)の記事はこちらです。
2024/11/30時点でのポートフォリオは以下のとおりです。
(時価ベースでの割合)
11月の前半は株価が一時上昇したものの、アメリカの株価の下落につられる結果となりました。このため高配当株の買い時になりそうな銘柄があり、かつ手元資金に余裕があったため1銘柄を購入しました。
11月末時点での保有銘柄数は50で、目標の50銘柄を達成しました。(前月比+1件)

配当利回り(2024年11月)
簿価ベース:4.59%(2024/10/31)→4.61%(2024/11/30)
- 保有銘柄で増配の銘柄が多数発生し、利回りを引上げ
- 買付を行った銘柄が平均配当利回りよりも下回る(3.66%)
ですが、増配の効果の方が大きかったため、簿価ベースの配当利回りは微増(0.02%の増加)でした。
時価ベース:3.27%(2024/10/31)→3.29%(2024/11/30)
- ポートフォリオの時価の上昇
- 保有銘柄で増配の銘柄が多数発生し、利回りを引上げ
ですが、増配の効果の方が大きかったため、時価ベースでの利回りは増加(0.02%の増加)しました。
2024年11月の配当金と内訳
11月は以下の配当金を受領しました。
- 6183 ベルシステム24ホールディングス
約定日:11/8、受渡日:11/12、配当金:30円(1株あたり) - 3048 ビックカメラ
約定日:11/20、受渡日:11/22、配当金:24円(1株あたり)
※10円→24円へ増配 - 5388 クニミネ工業
約定日:11/22、受渡日:11/26、配当金:15円(1株あたり)
※昨年は中間配当ゼロ→15円配当へ変更(年間配当総額は変化なし) - 1951 エクシオグループ
約定日:11/27、受渡日:11/29、配当金:31円(1株あたり)
※30円→31円へ増配 - 8584 ジャックス
約定日:11/27、受渡日:11/29、配当金:90円(1株あたり)
※100円→90円へ減配 - 9432 日本電信電話
約定日:11/27、受渡日:11/29、配当金:2.6円(1株あたり)
※2.5円→2.6円へ増配
4銘柄が増配、1銘柄が減配という結果でしたが、ポートフォリオ全体では配当増加となりました。
2024年11月に買付を行った銘柄
11月は以下の銘柄を買付しました。
- 8058 三菱商事
(購入時株価:2,729円、配当:70円、配当利回り:3.66%)
三菱商事は高配当株銘柄として有名なものの一つですが、長らく株価が上がり配当利回りが3%前後と低い状態が続いていましたが、11月はかなり株価が下がってきており、購入を考える水準まで下がってきたため購入しました。
2024年11月 日本株(高配当株)の市況
11月の前半はアメリカ大統領選挙が行われた影響で日経平均は40,000円近くまで上昇しましたが、アメリカの株価が下落した影響もあり、月の半ばから低調な状況が続きました。
また、11月はドル円の為替が153円から150円へ円高に振れたことも影響し、アメリカの株価は11月末には戻してきていましたが、日本の日経平均は38,000円前後で終わる結果となりました。

2024年12月以降の見通しと投資の方向性
11月はアメリカの大統領選挙が終わりましたが、日本の株価はやや低調な状況で11月末を迎えました。ボラティリティが高い状態はいったん落ち着いたと思いますが、アメリカの新政権は1月下旬からのため、それまでは政治的な局面の影響は限定的になるのではないかと思います。
最近の日本の株価はアメリカの影響をかなり受けている印象であり、1月以降はまたボラティリティが高い状態に戻ってくるのではないかと思います。
株価の動向を見るうえでは最近では政策金利や債券の金利も注目していますが、日本はインフレ抑制のための金利上昇局面で、逆にアメリカはインフレが落ち着いてきたため金利が下落する局面となっています。
ただし、アメリカのインフレはまた再燃している面もあり、動向としてはなかなか読み切るのが難しい状況のため、2025年に向けては暫く新たな買付は抑えていく方針で考えています。