投資方針

投資方針について

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筆者の投資基本方針

長期運用

株式は一般的に短期的な値動きが大きく、短期売買は非常に難易度が高いです。
売買による利鞘(キャピタルゲイン)ではなく、あくまで配当金(インカムゲイン)を求めた投資のため、価格の一時的な変化には対応せず、10年や15年以上の長期的な視点で投資することで、企業の成長とともに配当金収入を増やしていくようにしています。

分散投資

株式は最悪のケースとしては価値がゼロになるということが考えられます。仮に1つの企業に集中投資して、その価値がゼロになってしまうと影響がとても大きくなってしまいます。また、1つの企業というケースだけではなく、特定の業種に集中して投資すると、同じようなケースが起こる可能性が高くなります。複数の企業、業種に分散投資することで、安定的な収益を目指しています。

高配当株投資のメリット

1. 安定的な収入

投資企業の業績が安定していれば、毎年安定的に配当金を受け取ることができます。配当金は日々のキャッシュフローを増やし、生活費や交際費、旅行費用等に充てるなど、安定的な収入源として大きなメリットとなります。

2. 長期的な資産形成

長期的な視点で投資することで、企業の成長と共に配当金収入が増加していくことがあります。優良な高配当株を購入すると複利効果によって株価とともに配当金も増えていきます。

3. インフレ対策

インフレによって物価が上昇しても、前項で触れたとおり、配当金収入はそれに応じて増加していく可能性があります。これは、インフレによる資産価値の目減りを防ぐ効果があります。

高配当株投資のリスクと税金について

1. 株価下落リスク

市場全体の動向や企業業績悪化などによって、株価が下落する可能性があります。ただし、長期運用が前提ですので株価が下落したからといって、売却をするということは基本的に行いません。

2. 配当金減額リスク

企業業績悪化などによって、配当金が減額される可能性があります。投資銘柄を選ぶうえでできるだけ配当金が減額されにくい企業を選ぶようにしていますが、急激な業績悪化の場合の可能性もあるため、分散投資でその影響を抑えるようにしています。

3. 税金負担

配当金には「所得税+復興特別所得税」が15.315%、「住民税」5%の計20.315%がかかります。このため、例えば最終的に年間100万円を配当金の手取りとしてほしい場合は、

(配当金)- (配当金) × 税率20% = 手取り配当金なので、

125万円 – 125万円 * 20% = 125万円 – 25万円 = 100万円

ということで、およそ125万円の配当金が必要となります。
※計算を簡略化するため、税金は20%で計算しています。

高配当株の投資手法について

基本的に国内株中心、海外株は補完的存在

海外株は為替リスクが伴うため、基本的には国内株中心にポートフォリオを組んでいます。くわえて、例えばアメリカで配当金を受領した場合は国内株式と異なり、税金が高くなる可能性が高いため、海外での投資はあくまで補完的にという位置づけとしています。

米国株の配当金税制について


米国株の配当金には、米国と日本の両方の税金がかかります。

まず、米国では、源泉徴収により配当金に対して10%の税金が課されます。

その後日本では、米国で税金が引かれた残りの金額に対して「所得税+復興特別所得税」が15.315%と「住民税」5%が課され、合計した税率は約30%となります。

なお、米国で課税された税金の一部は、「外国税額控除」という制度を確定申告で利用することで取り戻せる可能性があります。
参考:(国税庁)居住者に係る外国税額控除

投資銘柄は最低50銘柄を目指す

単純計算で50銘柄に均等に分散すると、1銘柄で会社が倒産するなどが発生した場合のインパクトは、最大でポートフォリオの2%です。理想はこの2%よりも少ない方がよいですが、目安としては50銘柄を目指すポートフォリオとしています。

日本には下記のとおり、上場会社が約4,000社ありますので、この中から50銘柄を選ぶことはそこまで難しくはないのではないのかなと思っています。

プライムスタンダードグロースTOKYO PRO
Market
合計
1,6551,613566963930
※上記は2024年2月29日時点での数字です

ポートフォリオの見直しは多くて月1回

投資成績は日々変化するため、ついつい毎日のポートフォリオを確認したくなってしまいます。しかし、高配当株投資は日々の値動きよりも長期的な配当金に焦点を当てるものなので、確認する頻度は抑えることが重要です。
具体的には、週に1回程度、決算発表前後、経済状況に大きな変化があった時などに確認する程度で十分だと思います。毎日のように確認して、値動きに左右されるとかえって不安を煽り、冷静な判断を妨げる可能性があります。長期的な視点に立って、必要最低限の確認に留めることとしています。

ポートフォリオ実績について

本記事の方針に沿って行った高配当株投資の実績は毎月記事にしています。
購入した銘柄や配当金の情報、ポートフォリオの詳細についても紹介しています。

高配当株_投資実績 記事一覧

免責事項

当ブログの内容は、あくまでも個人の意見に基づく情報提供であり、投資に関するアドバイスではありません。投資の判断は、ご自身の責任で行うようお願いします。

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大学生の頃に金融投資を知り、社会人になるタイミングで金融投資を始める。インデックス投資を中心に資産を拡大していき、2023年に高配当株投資とFIREを知り、それをきっかけにFIREを目指すべく高配当株投資を始める。 2024年には月平均5万円の配当金を受け取れるようになり、さらなる配当金の増加に向けて尽力中。
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