高配当株_投資実績(2024年10月)
概況(2024年10月)
※先月(2024/9)の記事はこちらです。
2024/10/31時点でのポートフォリオは以下のとおりです。
(時価ベースでの割合)
10月の前半は株価が上昇したものの、後半は下落局面を迎え、高配当株の買い時になりそうなタイミングはあり、かつ手元資金に余裕があったため3銘柄を購入しました。
10月末時点での保有銘柄数は49で、目標の50まであと1銘柄でした。(前月比+3件)

配当利回り(2024年10月)
簿価ベース:4.59%(2024/9/30)→4.56%(2024/10/31)
- 保有銘柄の配当金額変化なし
- 購入した銘柄が平均利回りを下回っていた
により、簿価ベースの配当利回りは微減(0.03%の減少)でした。
時価ベース:3.27%(2024/9/30)→3.28%(2024/10/31)
- 増配した銘柄があった
により、時価ベースでの利回りは微増(0.01%の増加)しました。
2024年10月の配当金と内訳
10月は保有銘柄の配当金受領はありませんでした。
保有銘柄の配当月を改めて確認してみたところ、現状1月、4月、7月、10月は配当対象銘柄がありませんでした。現状は配当月の分散化までは銘柄選択で考慮できていないのですが、今後の銘柄選びの条件としても可能な範囲で考慮しておこうと思います。
2024年10月に買付を行った銘柄
10月は以下の銘柄を買付しました。
- 6957 芝浦電子
(購入時株価:3,505円、配当:150円、配当利回り:4.28%) - 9201 日本航空
(購入時株価:2,416円、配当:80円、配当利回り:3.31%) - 9434 ソフトバンク
(購入時株価:187円、配当:8.6円、配当利回り:4.60%)
9201 日本航空については、元々9202 ANAホールディングスを保有していたため、大手2社共に保有となりました。
また、9434 ソフトバンクについては、元々9432 日本電信電話、9433 KDDIを保有していたため、大手3キャリア共に保有となりました。
2024年10月 日本株(高配当株)の市況
月の前半は米国の雇用統計が予想を下回ったことがあり、8月の急落ほどではないですが下落トレンドが続いていました。その後は徐々に回復基調で一時40,000円も見えてきましたが、月末の自民の党総裁選の影響を受けて急落で終わることとなりました。
一方、米国相場は同じ月の前半に下落をしたものの、例えばS&P500指数は月末には過去最高値を更新してきています。

2024年11月 の見通しと投資の方向性
10月は日本の衆院解散選挙、11月はアメリカの大統領選挙と政治面での影響を受けることが多く、ボラティリティも高くなることから、株価の変動もなかなか読めない状況にあります。
くわえて為替もかなり動いているため、特に輸出・輸入を行う企業にとっては企業業績にかなりの影響を及ぼしています。大手の企業となると、おおよそこのくらいの為替レートを想定しており、それを「想定為替レート」といいます。
こちらのサイトに各企業の想定為替レートが一覧になって記載されているのですが、ざっと見るとおおよそ1ドル140円~150円のレンジになっている企業が大半を占めています。
全上場企業の想定為替レート一覧(2024年11月15日時点)
https://moneyworld.jp/news/05_00034816_news
また、直近では日本の金利は上昇局面にあり、例えば住宅ローンの変動金利は10月から引き上げが行われている銀行が多くあります。今後も金利はまだ上がる可能性があると予想されますが、本来的にはこれは株価を
9月も8月と同じく相場が下落する場面があり、高配当株を買うには良いタイミングとなりました。9月は手元資金に余裕がなかったため購入を見送りましたが、手元資金に余裕が出てきた場合は購入も前向きに行っていきたいと思います。
一方、米国は引き続き金利引き下げの予想や11月の大統領選挙を控えていることもあり、日本の相場も一定程度の影響を受ける可能性が非常に高いです。
大統領選挙は結果がどうなるかわからない一方、相場に大きな影響を与えうる事項であるため、相場の急変に対応できるように準備をしておこうと思います。
また、10月は日本でも衆院解散選挙が27日に控えており、その結果次第でもある程度相場が動く可能性があると思います。
日米ともに政治面の動きに注目ですが、あくまで買うタイミングがあるかどうか、という点のみに注目し、相場の急変に動じないようにしようと思います。