新NISA_投資実績(2024年5月)
※先月(2024/4)の記事はこちらです。
新NISA購入銘柄、購入金額(2024年5月)
5月もつみたて投資枠で三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)を10万円購入しました。
詳細は以下の画像のとおりです。
4月まではクレジットカード決済での購入と買付余力での購入の2回に分かれていましたが、クレジットカードでの投資信託購入上限が10万円に引き上げられた結果、5月より10万円決済をクレジットカードにて行っています。
三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)の基準価格は4月末頃から上昇トレンドとなっており、5月分の購入価格は28,145円ですが、5月末の価格は29,510円という状況でした。
評価金額、損益(2024年5月末時点)
2024年5月の米国市場は先月続いた調整期を脱してており、先月比でプラスとなりました。
(月末価格では、28,243円(3月末)→29,510円(5月末))
評価損益額はプラス9.84%(前月比+3.52%)となり、損益(%)としては、3月とほぼ同水準のところまで来ています。
5月は緩やかにドル円が154円前後から157円前後へ円安に進んだため、資産増加にも一定程度貢献しました。日銀の為替介入の為、一時円高に振れましたが、徐々にまた円安方向に為替が動いており、この記事を執筆している時点(6/4)では157円程度まで戻ってきています。
2024年5月の S&P500の状況
2024年5月のS&P500指数は、4月にあった下落トレンドは落ち着き、また上昇局面を迎えました。5月21日には終値で5321.41ポイントとなり、最高値を更新しました。月間を通して上昇したため、年初からの上昇トレンドに戻ってきたように感じます。
4月末の終値5,035.69ポイントから、5月末は終値が5,277.51ポイントとなり、月間で4.80%上昇しました。(4月は4.16%の下落)
1. インフレ指標の予想下落
5月の消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回ったことが好感されました。これは、インフレ懸念がやや和らぎ、経済成長への期待が高まったことを示唆しています。
2. 好調な企業業績
5月は企業業績発表のピーク月であり、多くの企業が市場予想を上回る好業績を発表しました。特に、主要半導体銘柄の決算が市場予想を大きく上回り、市場心理を押し上げました。例としては、エヌビディア(NVIDIA)は市場予想を大幅に上回る業績となったため、株価が急上昇しました。
3. FRBの利下げ観測
一部のアナリストの間では、FRBが景気減速を懸念し、早期に利下げを行う可能性があるという観測が市場に広がり、投資家心理が改善しました。これは、リスク許容度を高め、株式などのリスク資産への投資を促進しました。(2024年5月は利下げは行わず、現状維持という結果になっています。)
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)について
私は新NISAではS&P500のみ1本で積み立てていく方針ですが、S&P500に注目している投資家の中で、S&P500の上位10銘柄のみに投資をする「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」が5月15日より販売開始されました。
イメージとしては日興アセットマネジメントの図がわかりやすいため、引用させていただきました。S&P500は米国上場している企業のうち、約500社を厳選している指数ですが、このうち更にトップ10社をピックアップした指数をベンチマークとする投資信託です。
構成銘柄が10銘柄となることから、S&P500と比較すると値動きは大きくなるため、投資のリスクとしてもハイリスクの商品となります。
商品紹介に記載がされている、2024年2月末時点のトップ10指数の銘柄としては、マイクロソフト、アップル、エヌビディア、アマゾン、メタ、アルファベット、バークシャーハサウェイ、テスラ等、よく見慣れた銘柄が並んでいます。
この記事を書いている6月6日時点で純資産額が126億円となっており、かなり注目度が高いことを裏付けています。
信託報酬は、「ファンドの日々の純資産総額に対し年率0.10725%(税抜0.0975%)」となっており、三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)の「年率0.09372%(税抜 年率0.08520%)以内」と比較してもかなり低水準に抑えられています。
新ファンドの為、新NISAでは成長枠のみ購入することができますので、成長投資枠での投資を考えられている方は選択肢の一つとしても考えてみても良いかもしれません。
新NISAの投資方針
新NISAはつみたて投資枠(年間120万円)、成長投資枠(年間240万円)の合計360万円の枠がありますが、私は「つみたて投資枠」で月10万円のみを積み立てる投資方針としています。