NISA_投資実績

新NISA_投資実績(2024年8月)

よう

※先月(2024/7)の記事はこちらです。

新NISA購入銘柄、購入金額(2024年8月)

8月もつみたて投資枠で三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)を10万円購入しました。
詳細は以下の画像のとおりです。

つみたてNISA2024年8月
2024/8/2 クレジットカード決済での購入:100,000円
eMAXIS Slim 2024/8
引用元:三菱UFJアセットマネジメント:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)の8月の基準価格は、7月の下落トレンドを継続しており、8月6日には27,091円まで下がりました。その後一旦持ち直してはいますが、6月、7月の価格にはまだ戻ってきていない状況です。8月分の購入価格は29,337円ですが、月末の価格は29,198円で購入時と月末の価格比では0.47%下落しています。

評価金額、損益(2024年8月末時点)

つみたてNISA2024年8月実績

2024年8月の米国市場は、月の前半はやや軟調でしたが、月の後半は持ち直してきており、ややプラスの影響でしたが、それ以上にドル円が円高になった結果、7月比では悪化する結果となりました。
(月末価格では、29,851円(7月末)→29,198円(8月末)
評価損益額はプラス4.09%(前月比-2.99%)となり、損益(%)としては、過去最低値のパフォーマンスとなりました。

積立NISA投資結果グラフ 2024/8

8月はドル円が150円前後から146円前後へ円高に進んだため、損益の減少に拍車をかける形となりました。7月はきれいな右肩下がりでの円高が進んでいましたが、8月は145円レンジで推移しています。
(円高の影響は、150円→146円(約2.67%)でした)

2024/8 ドル円チャート
引用元:グラフデータ:Yahoo!ファイナンス(ドル円)

2024年8月の S&P500の状況

2024年8月のS&P500指数は月の前半は急落し、5186.33ポイントまで下がりましたが、月の後半は持ち直す結果となりました。

7月末の終値5522.30ポイントから、8月末は終値が5648.4ポイントとなり、月間で2.28%上昇しました。(7月は1.13%の上昇)

2024/8 SP500
引用元:グラフデータ:Yahoo!ファイナンス(S&P500)

1. インフレ懸念の再燃と金融政策への影響

物価上昇率が予想を上回り、インフレ懸念が再燃しました。市場としては米連邦準備制度理事会(FRB)が追加的な利上げを行う可能性を警戒し、株価の変動幅が拡大する局面が見られました。

2. 企業業績の鈍化と景気後退への警戒

主要企業の決算発表が多く行われ、市場予想を下回る企業が増加しました。特にテクノロジーセクターを中心に業績の鈍化が現れ、景気後退への警戒感が強まりました。

2024年8月前半の相場急落について

8月の前半は相場が急落しましたが、各種SNSでは悲観的なコメントが相次いだり、損切りでNISAを売ってしまう方もちらほらいらっしゃいました。

下のグラフが投資信託の資金流出入の推移(投資信託が買われた金額と売られた金額の差分)を見ると、8月7日のところで-1000億円を超えるような資金流出となっていました。

引用:日本経済新聞

相場急落時には、私の新NISAの損益は一時マイナスに転じましたが、積立の方針としてはただひたすらに毎月購入し、相場の急落があったとしても特に何もしない、という対応をしていました。

デッドキャットバウンスについて

相場が急落したときに起こる市場の減少として、デッドキャットバウンスというものがあります。言葉自体はあんまりよくない単語が並んだものですが、投資用語として実際にあるものです。

デッドキャットバウンスは、株価が大きく下落した後、一時的に少しだけ回復する現象を言います。この現象は、必ずしも市場が回復の兆しを見せたことを意味するわけではなく、一時的な反発に過ぎないことが多いので、投資判断をする際には注意が必要です。

今回の2024年8月のケースでは相場が急落して少し復活する、というサイクルが結果的には1回で済んだので、底値で購入できた人はかなり得をしたかと思います。一方、相場が急落するときは、このデッドキャットバウンスを何度も繰り返しながら相場急落していきます。

以下のグラフは2020年のコロナショック時のS&P500のグラフですが、下落と上昇を繰り返しながら2020/3/23にかけて下落しているのが分かります。3/23以降は反発して上昇トレンドに戻りましたが、この戻るタイミングを読むことはほぼ困難です。

2020/2 S&P500チャート
引用元:グラフデータ:Yahoo!ファイナンス(S&P500)

免責事項

当ブログの内容は、あくまでも個人の意見に基づく情報提供であり、投資に関するアドバイスではありません。投資の判断は、ご自身の責任で行うようお願いします。

ABOUT ME
よう
よう
大学生の頃に金融投資を知り、社会人になるタイミングで金融投資を始める。インデックス投資を中心に資産を拡大していき、2023年に高配当株投資とFIREを知り、それをきっかけにFIREを目指すべく高配当株投資を始める。 2024年には月平均5万円の配当金を受け取れるようになり、さらなる配当金の増加に向けて尽力中。
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