新NISA_投資実績(2024年3月)
※先月(2024/2)の記事はこちらです。
新NISA購入銘柄、購入金額(2024年3月)
3月もつみたて投資枠で三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)を10万円購入しました。
詳細は以下の画像のとおりです。
SBI証券でクレジットカードでの投資信託購入(上限5万円)を行っており、つみたて投資枠の残り5万円を買付余力(現金)で購入しているため、2回×5万円の合計10万円となっています。
なお、SBI証券ではクレジットカードでの投資信託購入上限が10万円に引き上げられました。しかしながら、10万円の設定ができたのは5月分からでしたので、4月までは2回に分けた購入になる予定です。
評価金額、損益(2024年3月末時点)
2024年3月も米国市場は好調を維持し、先月に引き続きプラスとなりました。 評価額はプラス10.02%(前月比+1.19%)となり、順調に資産が増加しています。
3月の前半はドル円がやや円高に傾いたことから資産増加が少し伸び悩みましたが、3月19日に日銀のマイナス金利及びイールドカーブコントロール撤廃が発表された後、ドル円が151円~152円まで円安に進行しました。
この結果、3月末の損益は2月末よりもプラスとなり、順調に右肩上がりに資産が増えている状況です。
2024年3月の S&P500の状況
2024年3月のS&P500指数は、2月からの上昇を継続し、堅調な動きを見せました。年初来継続して上昇しており、3月も最高値を更新し続けています。
2月末の終値5,096.27ポイントから3月末は終値が5,254.35ポイントとなり、月間で3.1%上昇しました。(2月は5.17%の上昇)
1. 米国経済の堅調な成長
2024年3月の米国経済指標は、軒並み好調な結果を示しました。特に、GDP成長率は前年比+3.5%と、市場予想を上回りました。これは、米国経済が依然として力強く成長していることを示しており、投資家心理の改善につながりました。
2. 企業業績の好調
2024年3月発表のS&P500構成企業の第1四半期決算は、売上高・利益ともに市場予想を上回る好調な結果となりました。特に、ITセクターや金融セクターの業績が好調でした。
3. 金利の安定
2024年3月19日~20日に米国で連邦公開市場委員会(FOMC)が3月19-20日(現地時間)に開催されました。米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を5.25-5.5%に据え置き、市場に安心感を与えました。一方、米国のインフレ率は一時期の急上昇からは落ち着く局面になっており、今後金利が下がることが予想されます。
クレジットカード積立のポイント改悪について
SBI証券における投資信託のクレジットカード積立において、三井住友カードのポイント付与率改悪が発表されました。下記の現行のポイント付与率は2024年10月買付分までとなります。
カード種類 | ポイント付与率 | 最大ポイント付与数 |
---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード Olive フレキシブルペイプラチナプリファード | 5.0% | 30,000ポイント |
三井住友カード ゴールド( NL ) Olive フレキシブルペイゴールド | 1.0% | 6,000ポイント |
三井住友カード( NL ) Olive フレキシブルペイ | 0.5% | 3,000ポイント |
これが2024年11月買付分以降については、以下となる予定と発表されました。なお、2024年5月買付分より買付上限額が10万円となっていますので、
毎月の買付金額(上限10万)×ポイント付与率(最大3.0%)×12か月
が年間のポイント付与数となります。
カード種類 | 年間カード利用額 | ポイント付与率 | 最大ポイント付与数 |
---|---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード Olive フレキシブルペイプラチナプリファード | 500万円以上 | 3.0% | 36,000ポイント |
300万円以上 | 2.0% | ||
300万円未満 | 1.0% | ||
三井住友カード ゴールド( NL ) Olive フレキシブルペイゴールド | 100万円以上 | 1.0% | 12,000ポイント |
10万円以上 | 0.75% | ||
10万円未満 | 0.0% | ||
三井住友カード( NL ) Olive フレキシブルペイ | 10万円以上 | 0.5% | 6,000ポイント |
10万円未満 | 0.0% |
プラチナプリファードが登場した際は、この高いポイント付与率を見て申し込みをした方も多いかと思いますが、年間カード利用額の制限が入ったことにより普段の利用に使用していない方のメリットはかなり減ってしまいました。
三井住友カード プラチナプリファードを保有している場合の対応
プラチナプリファードは年会費が33,000円であり、年間カード利用額が300円未満の場合、毎月の買付上限までクレジットカード積立を行うと、
毎月の買付金額(10万円)×1.0%×12か月 = 12,000ポイント
となり、実質年会費は33,000ー12,000=21,000円となります。
プラチナプリファードを普段利用をして年間カード利用額が300万円又は500万円を超えるのであれば維持することもよいですが、300万円未満の場合はゴールドかノーマルカードへダウングレードをすることが良いと考えています。
三井住友カード ゴールドを保有している場合の対応
ゴールドは年会費が5,500円であり、年間カード利用額が10万円以上100万円未満の場合、毎月の買付上限までクレジットカード積立を行った場合、
毎月の買付金額(10万円)×0.75%×12か月 = 9,000ポイント
となり、実質年会費は5,500ー9,000=-4,500円となります。
年間カード利用額が10万円以上の方は、クレジットカード積立のみで年会費がカバーできているため、ゴールドを維持するという選択肢が一番良いと考えています。
なお、ゴールドカードは年間100万円利用の利用(通称100万円修行)で年会費が永年無料となりますので、修行済みの方の場合で年間カード利用額が10万円以上の方はこのまま維持することが一番良い選択肢であると考えています。
三井住友カード ノーマルを保有している場合の対応
ノーマルカードは年会費無料であり、年間カード利用額が10万円以上の場合、毎月の買付上限までクレジットカード積立を行うと、
毎月の買付金額(10万円)×0.5%×12か月 = 6,000ポイント
となり、実質年会費は無料(0円)- 6,000= -6,000円となります。
年間カード利用額が10万円以上の方は、積立上限までクレジットカード積立を行うと年間6,000ポイントが獲得できるため、カードを維持するという選択肢が一番良いと考えています。
一方、普段利用はしておらず、年間カード利用額が10万円未満の場合はポイントが一切もらえませんので、カードの解約(クレジットカード積立を行う証券会社の変更)を検討することが良いと考えています。
なお、私は従来から通常の三井住友カード(ポイント付与率0.5%)にてクレジットカード積立を行っており、年間10万円以上のカード利用があるため、年間6,000ポイントを得る予定となっています。
新NISAの投資方針
新NISAはつみたて投資枠(年間120万円)、成長投資枠(年間240万円)の合計360万円の枠がありますが、私は「つみたて投資枠」で月10万円のみを積み立てる投資方針としています。