新NISA_投資実績(2025年1月)
※先月(2024/12)の記事はこちらです。
新NISA購入銘柄、購入金額(2025年1月)
1月もつみたて投資枠で三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)を10万円購入しました。
詳細は以下の画像のとおりです。


三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)の1月の基準価格は、1月中旬にやや下がり、その後一時上昇したものの、月初の水準を下回る結果となりました。
1月分の購入価格は34,226円ですが、月末の価格は33,955円で購入時と月末の価格比で0.79%下落しています。
評価金額、損益(2025年1月末時点)

2025年1月の米国市場は、12月の下落トレンドを脱却したものの、やや不安定な相場となりましたが、月末にかけて上昇しました。しかしながらドル円がそれ以上に円高になったため、12月比では損益は現状の結果となりました。
(月末価格では、34,182円(12月末)→33,955円(1月末)
評価損益額はプラス16.20%(前月比-2.21%)となり、損益(%)としては、年初はマイナスからのスタートとなりました。

1月はドル円が157円前後から155円前後へ円高に進んだため、利益の減少に貢献する形となりました。12月は円安が継続していましたが、1月は緩やかな円高が継続して進むかたちとなりました。
(円安の影響は、157円→155円(約1.27%)でした)

2025年1月の S&P500の状況
2025年1月のS&P500指数は月の半ばに5836ポイントまで下がりましたが、その後は一時6118ポイントまで上昇しました。月末で調整が入りましたが、1月初よりも上回る状態を維持しました。
12月末の終値5881.63ポイントから、1月末は終値が6040.53ポイントとなり、月間で2.70%上昇しました。(12月は2.50%の下落)

1. FRBの金利調整
FRBはインフレ抑制のため、2024年の前半は5.5%の政策金利を継続しましたが、年の後半から利下げを行い、4.5%まで下げました。インフレ率はピークアウトの兆しを見せつつも、依然としてFRBの目標水準を上回っています。そのため、これ以上の利下げが行われるかはより不透明な状況であり、今後のインフレ指標や経済状況に大きく左右される可能性があります。
2.企業業績の二極化
債券の金利上昇や景気減速懸念が高まる中、企業業績には明暗が分かれると予想されます。 エネルギーセクターや一部の素材セクターは、資源価格の動向によっては底堅く推移する可能性もあります。一方、テクノロジーセクターを中心としたグロース株は株価が調整する可能性があります。全体としては、企業業績の伸びは鈍化し、セクター間、あるいは同一セクター内でも企業間の格差が広がるのではないかとみています。
2025年2月の相場と方向性について
日米金利差とその影響について
日本の政策金利は2025年1月に0.25%から0.5%に上昇しました。昨年末の段階では利上げはないのではないかという雰囲気でしたが、年が明けてからは利上げムードがかなり出ており、利上げの結果となりました。一方米国は2025年1月は利下げは行わず、4.5%のままとなりました。
この結果、1月は日米の金利差が縮まることとなり、為替も緩やかな円高となったため、金利差が縮まることによる円高だったのではないかと推測されます。
アメリカの新政権が1月後半に始まり、過去の政策の見直しがすでにいくつも発表されていますが、まだ関税周りなどは以前不透明な状況が続いています。
私の見立てとしては、日米の金利差は今後も縮まっていく方向に進み、もう少し円高が進むのではないかと思います。投資しているS&P500の価格としては横ばいか、やや下げるのではないかと見込んでいますが、積立投資は継続して行っていく予定です。