投資実績

高配当株_投資実績(2024年5月)

よう

概況(2024年5月)

※先月(2024/4)の記事はこちらです。


2024/5/31時点でのポートフォリオは以下のとおりです。
(時価ベースでの割合)

5月は決算発表が多く控えていたこともあり、新規の銘柄購入は行いませんでした。保有銘柄の株価の変化により、サービス業のセクター割合が18%から20%へ上昇しました。それ以外のセクターの影響はほぼ軽微でした。

5月末時点での保有銘柄数は40で、目標の50まであと10銘柄でした。(前月比±0件)

2024年5月末時点 セクター別ポートフォリオ
2024/5末 セクター別ポートフォリオ

配当利回り(2024年5月)

簿価ベース:4.52%(2024/4/30)4.67%(2024/5/31)

  • 新規購入した1銘柄は利回り3.24%であり、ポートフォリオに占める割合は3.41%であったため、利回りが若干低下

により、簿価ベースの配当利回りは微減(0.04%の減少)でした。

時価ベース:3.02%(2024/4/30)3.14%(2024/5/31)

  • ポートフォリオ全体の時価は購入分を除くとほぼ変化なし
  • 増配の銘柄が若干あったため、受取配当金が若干増加

により、相対的に時価ベースの配当利回りは増加しました。

2024年5月の配当金と内訳

5月は以下の配当金を受領しました。

4銘柄中の3銘柄が増配となり、特にビックカメラは業績が好調だったこともあり、大幅な配当金の増加となっています。業績の上方修正も行われており、期末配当予想額が9円から12円に修正されています。

2024年5月に買付を行った銘柄

5月は以下の銘柄を買い付けしました。(買い増し)

  • 9432 NTT
    (購入時株価:156.7円、配当:5.2円、配当利回り:3.32%

NTTは誰もが知っている通信系の最大手会社です。最近では金融サービスにも力を入れており、マネックス証券もNTTと資本業務提携を結び、NTTグループになっています。

NTTは安定した配当を行っており、2023年度は5.1円の配当で昨年度から0.3円増加しています。また、自社株買いも積極的に行っており、2023年度は2000億円規模で行われました。今後も株主還元への意欲は高く、安定的な配当金に加え、自社株買いによる株価上昇の期待ができるのではないかと思います。

引用:NTT決算説明会資料

2024年5月 日本株(高配当株)の市況

2024年5月末の日経平均は、2024年4月末の終値38,405円から38,487円に82円(0.21%)上昇し、1か月をとおして一定の範囲での値動きで大きな動きはありませんでした。
※アメリカのS&P500は4.80%の上昇でした。

  • 日銀の金融政策決定会合: 5月の発表では現状維持を決定しましたが、追加利上げの可能性を示唆する委員の発言があり、市場では日銀の政策正常化への思惑が高まりました。
  • 米長期金利の動向: 月初はアメリカの長期金利が低下し、株式市場を支えました。しかし、月末には日銀の金融政策正常化への思惑などから金利が上昇し、特に金利感応度の高いハイテク株を中心に売られました。

先月まで続いた上昇トレンドが一服し、やや株価が持ち直してきました。一方個別銘柄の動きとしては業績発表に伴う変化はあったものの、割安感のある銘柄はそこまで多くない状況でした。買付の余力もそこまで多くはなかったため、5月は無理に銘柄購入せず、基本的には様子見のスタンスとなりました。

6月は3月末決算企業の株主総会が多く控えており、総会の状況によっては株価が動く可能性があります。個人的に気になる銘柄については株主総会をオンラインで見てみようと思いますが、平日開催が主ですのでおそらくごく一部となる予定です。

2024年6月 の見通しと投資の方向性

この記事を書いている6月21日現在の日経平均株価は38,596円で、5月末の終値から0.65%の下落でほぼ横ばいの状況です。

6月は多くの企業で株主総会が予定されており、個別銘柄ベースでは多少の株価の動きは予想されるものの、市場全体としては大きな動きはないと推測されます。このため、株主総会等にて値動きがあり、多少の割安感が銘柄によっては出る可能性があります。

このため、購入候補としている銘柄についての動きを注視し、割安圏に入った銘柄があった場合は直近の業績や今後の業績予想、財務状況を吟味しつつ投資していく、という考え方でいこうと思っています。

免責事項

当ブログの内容は、あくまでも個人の意見に基づく情報提供であり、投資に関するアドバイスではありません。投資の判断は、ご自身の責任で行うようお願いします。

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よう
よう
大学生の頃に金融投資を知り、社会人になるタイミングで金融投資を始める。インデックス投資を中心に資産を拡大していき、2023年に高配当株投資とFIREを知り、それをきっかけにFIREを目指すべく高配当株投資を始める。 2024年には月平均5万円の配当金を受け取れるようになり、さらなる配当金の増加に向けて尽力中。
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