新NISA_投資実績(2024年11月)
※先月(2024/10)の記事はこちらです。
新NISA購入銘柄、購入金額(2024年11月)
11月もつみたて投資枠で三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)を10万円購入しました。
詳細は以下の画像のとおりです。
三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)の11月の基準価格は、10月末から11月初にかけて少し下がっていましたが、その後は上昇に転じ、10月の水準を超えています。
11月分の購入価格は31,456円ですが、月末の価格は32,695円で購入時と月末の価格比で3.94%上昇しています。
評価金額、損益(2024年11月末時点)
2024年11月の米国市場は、月初の大統領選挙の結果を受け上昇をしたものの、ドル円がやや円高になり、10月比では損益は微増の結果となりました。
(月末価格では、32,262円(10月末)→32,695円(11月末)
評価損益額はプラス14.49%(前月比+0.34%)となり、損益(%)としては、6月に次ぐ水準を維持しました。
10月はドル円が153円前後から150円前後へ円高に進んだため、損益の減少に貢献する形となりました。11月上旬~中旬は大統領選挙の影響で円安に振れる場面もありましたが、11月下旬は落ち着きを取り戻し、150円前後まで戻しました。
(円高の影響は、153円→150円(約1.96%)でした)
2024年11月の S&P500の状況
2024年11月のS&P500指数は月の上旬は右肩上がりで上昇し、一時6001.35ポイントまで上がりましたが、月の中旬はやや下落しました。その後下旬に向けて徐々に上昇し、月中に記録した60001.35ポイントを超えて11月は終わりました。
10月末の終値5705.45ポイントから、10月末は終値が6032.38ポイントとなり、月間で5.42%上昇しました。(10月は0.99%の下落)
1.企業業績と経済指標
第3四半期の決算発表があり、S&P500構成銘柄の多くは過去最高益を更新する見通しとなっています。しかし、テクノロジー、エネルギー、消費財など一部のセクターでは経済減速や貿易摩擦の影響が懸念されており、企業業績のばらつきも拡大しています。
2. 金融政策と市場の展望
FRBの金融政策は、今後の市場動向を左右する重要な要素です。11月6日、7日のFOMCでは、0.25%の利下げ行われました。今後の利下げペースや経済見通しは、市場の反応に大きく影響を与える可能性があります。
2024年年末に向けた相場と方向性について
米大統領選結果について
11月は大統領選挙の結果を受け、為替は円安に、株価は上昇するという結果になりましたが、この変化は一時的なものとなり、月末には為替は月初よりも円高になる結果となりました。
ただし、新大統領の就任日は来年の1月20日であり、具体的な政策等は1月以降にならないと見えてこないため、年内は調整期間でどちらに振れる可能性もあるのではないかと思います。
アメリカの政策金利とその影響について
11月はFRBが利下げを実施し、12月のFOMCでも追加の利下げが予想されています。一般的にはアメリカの政策金利が下がり、日米の金利格差が縮まった場合は円高・ドル安の圧力がかかります。
アメリカの政策金利は長期的にはまだまだ下落する予想がされており、一方、日本の政策金利は上昇する予想がされています。このため為替のボラティリティ(変動幅)はしばらく高い状況が続くと予想しています。