新NISA_投資実績(2024年10月)
※先月(2024/9)の記事はこちらです。
新NISA購入銘柄、購入金額(2024年10月)
10月もつみたて投資枠で三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)を10万円購入しました。
詳細は以下の画像のとおりです。
三菱UFJ-eMAXIS Slim(S&P500)の10月の基準価格は、7月、8月のような下落はなく、ほぼきれいな右肩上がりの状況でした。10月分の購入価格は29,660円ですが、月末の価格は32,262円で購入時と月末の価格比で8.77%上昇しています。
評価金額、損益(2024年10月末時点)
2024年10月の米国市場は、月初にやや上がったものの、月末に下がり結果マイナスの影響でしたが、ドル円が大幅円安になり、9月比では大幅に損益が改善する結果となりました。
(月末価格では、29,562円(9月末)→32,262円(9月末)
評価損益額はプラス14.15%(前月比+9.14%)となり、損益(%)としては、6月に次ぐ水準となり、急回復しました。
10月はドル円が143円前後から153円前後へ大幅に円安に進んだため、損益の増加に貢献する形となりました。9月末は自民党総裁選の影響で一時円高に振れる場面もありましたが、10月は継続して円安基調という結果になりました。
(円安の影響は、143円→153円(約6.99%)でした)
2024年10月の S&P500の状況
2024年10月のS&P500指数は月の前半は右肩上がりで上昇し、一時5864.67ポイントまで上がりましたが、その後は軟調で月末には急落し、月初の値を下回る結果となりました。
9月末の終値5762.48ポイントから、10月末は終値が5705.45ポイントとなり、月間で0.99%下落しました。(9月は2.20%の上昇)
1.大型テック株の影響
S&P500の動きは、一部のGAFAMを始めとした大型テック株に大きく左右されました。これらの銘柄が市場を牽引する一方で、他のセクターの株価は伸び悩みました。
2. ハロウィーンショックと不透明感
月後半には、市場は急落し、年初来の高値更新は阻まれました。11月の米大統領選が近づき、地政学リスクや経済政策の不透明感が高まったことが要因として考えられます。
2024年10月衆院選を受けた相場と方向性について
10月27日に衆議院選挙が行われ、為替への影響がどのようになるか、注目していました。結果としては与党が過半数割れとなったため、その影響として様々な法案の成立が困難になる可能性があります。
税制に関する様々なニュースが直近でも出てきていますが、先月の記事で言及した、金融所得課税の強化については、もはや全く聞かなくなってきました。
積立NISAや高配当株投資をする上では影響がありそうな事項は直近見かけていないですが、関係している法案が出てきた場合は注目して追っていきたいと思います。
米大統領選について
11月にはずっと注目されていた米大統領選が予定されています。どちらになるかによって政策が大きく異なり、為替や各業界の規制にも大きく影響する可能性があります。
共和党の場合は米国企業の保護を手厚くし、関税が高くなることが予想されるため、米国へ輸出を行う企業はマイナスの影響を受け、逆に米国から輸出する企業はプラスの影響を受けることが考えられます。
民主党の場合は現行の政策が基本的には継続されるため、為替も株価も大きな動きとなる可能性は低いと考えられます。
どちらになるか事前予想もなんとも言えない状況ですが、積立NISAを行う上ではただ見守ることしかできないため、動向は注目しつつも結果に一喜一憂することはしないスタンスで考えています。